浴衣を解いてシニヨンメーカーを作ってみた
実家の自室を片付けていたら浴衣が2着出てきました。
「身はひとつ、2着もいらないなあ」というわけで、売るか捨てるかすることにしました。
古着屋さんでは取り扱ってくれないし、フリマアプリを見てみるも売れる気はしません。
傷汚れもないのに捨てるのはもったいない。
そこで。解くことにしました。
母と義姉がミシンでバンドメイドをよくしているので、生地にしたら何かに使ってもらえるかなと思ったのです。
解くのにもリッパーは無くて(後に見つけました)、糸切りバサミのみでやりました。
ちまちました単純作業が大好きなのでとても楽しかった……‼︎
解いてるあいだ、浴衣のリメイクを検索するようになりました。
そうしてみてるうちに、お裁縫って楽しそう!と思うようになりました。
解いた生地は自分で何か創作してみることにしました。
解き終わったあと、うなじ部分のハギレでコースターなどを作り、なみ縫いの練習。
そしてシニヨンメーカーを拵えてみました。
上の紺色は母がミシンで拵えてくれました。
あれ?小さい。
着けた感じ
↑母の ↓私の
私のほう毛量増えてない…?
ていうかいっぱいいっぱいで少し痛い。
ハーフアップがちょうど良さそうです。
縫っている最中は、ガタガタで不恰好で、玉結びも表に見えてしまったりして、カッコ悪いと思ってました。
でも着けたところを写真で見ると結構良い感じで嬉しい。
浴衣生地まだまだ余ってるので、また何か作ったら記事にします。
10日目
クロスステッチ10日目です。
前回、次回完成と言いましたので有言実行するべく、終わりが見えたのも後押しとなり俄然やる気が出て、3連休をふんだんに使い…、
ついに!
初めてのクロスステッチ完成です!
できたー
長かったー
可愛い〜
とても嬉しいです!
近くで見るとこんな感じです。
年内に終わりそうと思いました。
でもこんなにズレたのは、刺すマスが少しで飛び飛びなところで、マスの位置確認と糸の処理に手間取ったんです。
緑の蔦やお花のところですね。
そこでやる気が薄くなりました。
WELCOME文字はスイスイ縫えたと思います。
裏はこんな感じです。
ぐし縫いして絞ってます。
もう少し枠の近くで縫っても良かったかなあ。
1日目の記事で玉結びもろくに出来ないといいました。
ぐし縫いするのに玉結びに挑戦したのですが、その結果をご覧になりますか。
えぇ、見てやってください。
玉結びが出来ないとはどういう事か、わからないですよね?
こうです!
指に巻いて、ねじれるように指から外して、引っ張る、一般的なやり方ですよ。
このぐちゃっとしたところ、輪っかになってしまったところ、これ以上引っ張れません。
ギュウギュウに引っ張ってるんですが、中途半端な場所で結びができちゃうんです。
なんで?ねぇ、なんで???
結局、玉結びだけ夫にやってもらいました。
綺麗でした。
玉結びぐらいできるよ、と言われました。
できないよ…
えー、話が逸れました。
初めてのクロスステッチ完成しましたが、まだ続ける予定です。
楽しかったのでフェリシモの定期便を申し込んじゃいました。
楽しみです。
今回制作したのは、ルシアンから出ている
『ドアプレートのおもてなし -ちいさないきものたち- いぬ』でした。
全10回一覧。
お疲れさまでした!
天を測るーー今野敏【感想】
通勤読書
今回読んだのはこちらです。
内容紹介
『隠蔽捜査』の著者・今野敏、初の幕末小説!激動のさなか、ただ一点を見据えて正道を進む幕臣がいた。これまで誰も描かなかった、もう一つの近現代史がここにある。
幕末小説です。
ちなみに今野敏さんの本は初めてなので、隠蔽捜査はわからないです。
主人公は小野友五郎という人物です。
有名でしょうか?
わたし、歴史は断然苦手で全然おぼえていません。
物語は友五郎の初めての渡米から始まり、明治維新までです。
時間にすると8年くらい、短いですね。
天を測るのタイトル通り、船や航海にまつわるところにフォーカスした小説です。
歴史が苦手なわたしでも楽しんで読めました。
わからない単語は多かったですが、話の流れで掴めますし、勉強にもなりました。
何より勝海舟や福沢諭吉が、癖のある小生意気な存在として出てくるのが新鮮で、腹立たしくも愉快でした。
たった8年くらいのことなので物足りなくも感じますが、小野友五郎という『数学者』をよく知ることができた小説でした。